新任教師のいろいろ

教採の勉強や新任教師のいろいろについて語ります

大阪教員チャレンジについて


数年前から大阪府では教員チャレンジテストが行われています。
テストの正答率が75%以上の場合には、採用試験での一次試験(筆記)が免除になります。


大阪府を受験しない学生さんも良い機会ですのでぜひ受験することをお勧めします!




めあて 大阪教員チャレンジテストについて考えよう



大阪教員チャレンジテストとは?


大阪府教育委員会が行なっている試験です。
この試験で正答率が75%以上の場合、教員採用試験で一次試験の筆記を免除することができます。



受験資格
 (1)大阪府内の公立学校教員をめざしている人
 (2)昭和44年4月2日から平成10年4月1日までに生まれた人
 (3)教員免許状を所有している人または、大学2年生以上の人
     (大学1年生は受験できません!)



出願期間
 平成29年10月20日(金)から平成29年11月8日(水)までです!




テストの内容
  30問(択一式)
  教職教養、教育関連の法規、教育公務員の倫理(服務規律)、教育時事、思考力・判
  断力を問う問題(文章理解、判断推理、数的処理、資料解釈等)


              情報:大阪府教育委員会ホームページより



受験を勧める理由


1. 何度も書いていますが、採用試験の1次試験の免除は精神的に大きいです。


実際に教員採用試験を受ける時期になると、1次試験すら合格できないんじゃないかと
不安でいっぱいになります。その時、免除されていると1次合格発表を待つ必要もないので勉強に専念できます。また、勉強する内容も専門教養だけに絞ることができるめ、メリットが多いです。


(大阪府の教員採用試験の試験科目には、教職教養と専門教養、個人面接、模擬授業があります。 →そのうち、教職教養が免除になります。)


2. 大学二年、三年で受験することで短期目標を設定することができます。
大学二年で「チャレンジテストで75%以上とるぞ!」と目標を定めることで、二年のうちから勉強を頑張れますよね。


私は、大学二年で受験し、無事75%以上を獲得しました。
(実際には、76%だったので、ギリギリでした(^_^;) )
 


3. たとえ落ちたとしても受験のために勉強したことは本試験の時には役立ちます!
チャレンジテストは、やる気を起こすためのきっかけと捉えても良いのではないでしょうか。




テストの対策

1. 過去問で何度も問題演習をする
2. 教職教養については、参考書をもとに勉強をする


この2点が重要です。


教員チャレンジテストでは、教職教養とSPIのような数理的処理の問題が出題されます。
教職教養は、他の自治体を受ける方も必要ですので参考書をもとにしっかり勉強しましょう。


大阪府の良いところは、過去問をホームページ上に掲載してくれています。
大阪府のホームページから過去3年間分ほどの過去問を印刷し繰り返し解きましょう
                          (参考:大阪府ホームページ



私が使った参考書は、
東京アカデミーのオープンセサミシリーズです。

教員採用試験対策参考書 1 教職教養I(教育原理・教育史 ) 2019年度版 オープンセサミシリーズ (東京アカデミー編)
教員採用試験対策参考書 1 教職教養I(教育原理・教育史 ) 2019年度版 オープンセサミシリーズ (東京アカデミー編)
七賢出版
2017-10-20
教員採用試験対策セサミノート 1 教職教養 2019年度版 オープンセサミシリーズ (東京アカデミー編)
教員採用試験対策セサミノート 1 教職教養 2019年度版 オープンセサミシリーズ (東京アカデミー編)
七賢出版
2017-10-20


☆まず、過去問を解いて出題されている箇所を把握します。
 大阪の試験問題は例年似た問題が出題されるため、傾向を掴むことが重要です! 
 その後、参考書でその箇所の知識を詰め込みましょう!


東京アカデミーの参考書が使った中では最も詳しくまとめられていました。
参考書に線を引きながら覚えていき、セサミノートの空欄補充で覚えれているか確認しました。これを2回繰り返すことで基礎的な知識が身につきます。
(全部を2回するのではなく、頻出の箇所からやるべきだと思います)




  (詳しいオススメの参考書や勉強法については後日まとめて紹介します)



まとめ

関西圏の人や大阪府の受験を考えている方は是非受験してみてください。
大阪府の教育について色々と学びましたが、大阪府は非常に魅力的だと思います。


大阪の子どもたちのパワフルさや地域の活力、また給料面でも手当てが充実しています。(一部変更されつつありますが)


そして、採用数が他の自治体よりも多めなので合格しやすいと言えます。


大阪教員チャレンジテストは、先進的な制度だと思います。自分の実力を測るという面からも受験されることをお勧めします。



著者の振り返り

早いうちから計画的に勉強することが重要だと考えます。
そのためにも、大学二年のうちから是非受験してみてください。
また、三年生の方も採用試験の練習として受験してみてください。


何か質問やご意見が御座いましたら遠慮なくお申し付けください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


次回(明日)は、大阪教志セミナーについてご紹介します。



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